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軽貨物運送業に使える車両 5選!

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車両のルール

軽貨物運送業で使用できる車両には、いくつかのルールがあります。主なものは以下の通りです。

  1. 車両の種類:

    • 使用できるのは軽自動車です。具体的には、軽トラックや軽バンなど、荷物の運送に適した構造の車両です。
    • 軽自動車の規格(全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下、排気量660cc以下)を満たしている必要があります。
  2. 登録種別:

    • 車検証の「用途」が**「貨物」**となっている車両が必要です。乗用登録の軽自動車(黄色ナンバーでも自家用乗用)では軽貨物運送事業を行うことはできません。
  3. ナンバープレート:

    • 事業用として届け出を行うと交付される、黄色地に黒文字のナンバープレート(事業用軽自動車のナンバー)を使用する必要があります。これがいわゆる「黄色ナンバー」で事業用であることを示します。自家用軽自動車の黄色ナンバー(黄色地に黒枠、黒文字、黄色字)とは異なります。
  4. 車検(自動車検査登録制度):

    • 事業用軽貨物自動車の車検は、自家用の軽自動車と異なり、初回は2年、以降は1年ごとに受ける必要があります。常に安全な状態で運行できるよう、定期的な点検・整備が義務付けられています。
  5. 最大積載量:

    • 車両ごとに定められた最大積載量を守る必要があります。積載量を超過して運行することは法律違反となります。軽バンの場合、最大積載量は350kgであることが多いです。
  6. 整備・点検:

    • 安全な運行のため、日常的な点検や定期的な整備を適切に行う義務があります。

これらのルールを満たした車両を用意し、運輸支局への届出と軽自動車検査協会での事業用ナンバーへの変更手続きを行うことで、軽貨物運送事業に使用できるようになります。

5選

軽貨物運送業でよく使用される車両は、主に荷室空間が広い「軽バン」と、荷台に様々な物を積める「軽トラック」の2種類です。以下に、代表的なモデルを4つご紹介します。

  1. スズキ エブリイ(軽バン)
      • 多くの軽貨物ドライバーに選ばれている、広々とした荷室空間と積載性の高さが特徴の定番モデルです。荷物の積み降ろしやすさも考慮されています。耐久性と経済性のバランスが良いと評価されています。
    1. ダイハツ ハイゼットカーゴ(軽バン)

      • スズキ エブリイと並ぶ、軽バン市場の主力モデルです。スクエアな荷室形状でデッドスペースが少なく、効率よく荷物を積めます。豊富な荷室アクセサリーも用意されており、使い勝手をカスタマイズしやすいです。
    2. ホンダ N-VAN(軽バン)

      • ホンダ独自の低床設計とセンタータンクレイアウトにより、助手席から荷室、リアゲートまでフラットで広大な空間を作り出せるのが最大の特徴です。助手席側のセンターピラーがないため、横からの荷物の出し入れが非常にしやすいという独自の強みがあります。
    3. スズキ キャリイ(軽トラック)

      • 長年にわたり多くのプロに支持されている、信頼性の高い軽トラックです。シンプルで頑丈な構造、使いやすい荷台が特徴で、農業から建設業、運送業まで幅広い用途で活躍しています。
    4. ダイハツ ハイゼットトラック(軽トラック)

      • スズキ キャリイと同様に非常に人気の高い軽トラックです。こちらも耐久性があり、フラットで積み降ろししやすい荷台を備えています。快適性や安全装備を向上させたモデルも登場しています。

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